ハンブルクで運転免許の切り替え申請
今朝、日本の運転免許証をドイツの免許証に切り替えるための申請をしたところ、事前に調べて知っていたプロセス(こういうの)と若干違ったので、いつかどこかでだれかの役に立つことを願って記録。州や時勢によって違うっぽい。
- 免許証のドイツ語訳の取得@日本大使館/領事館
- Landesbetrieb Verkehr(交通局、LBV)の予約
- 交通局に出向いて申請
- 交通局に出向いて受け取り(まだ)
1. 免許証のドイツ語訳の取得
領事館に行って15ユーロくらい払って免許証のドイツ語訳を作ってもらう。一週間くらいでできるので取りに行く。
2. 交通局の予約
交通局のWebサイトで用件と日時を指定して予約を取る。アポ無しで行っても門前払いされるらしい。
「Führerschein(運転免許)」の中の「Umschreibung ausländischer Führerschein」を選んだら、日時を指定して個人情報を入力して終了。
英語ページがない上に、機械翻訳してもよく意味がわからない部分があって結構苦労した。英語で質問のメールを送ったらドイツ語の長文が返ってきて白目をむいたりもした。
予約確認のメールが送られてくるので、添付の予約票を印刷しておく(僕は忘れた)。
3. 交通局に出向いて申請
予約した日時に下記の必要な書類を持って交通局に行く。
- 日本の免許証
- 免許証のドイツ語訳
- パスポート
- Meldebestätigung(住民登録票?)
- 予約票
- 証明写真
- 35ユーロ(銀行カード可)
Meldebestätigungは、持っていったけど必要なかった(ビザでよかった?)。予約票も、「重要: 印刷して持ってきて」と書いてあったのに必要なかった。印刷し忘れた事に気づいて、突っぱねられた時にどうゴネるかとか考えていたので肩透かしを食らった気分。担当の人の気分によるのかもしれない。
待合室みたいなところで自分の予約番号が表示されるのを待って指定された部屋に行く。ドイツに来た時期を聞かれたり、免許証の内容について確認されたりした。担当のお姉さんは普通に英語が通じたし、たいしたやり取りもなかったので15分くらいで終了。日本の免許証とドイツ語訳はその場で返ってきた。
受付横の機械で支払いを済ませたら終わり。その際のレシートは受け取り時に必要っぽい(申請/支払い済みを示す唯一の書類なので)。
事前の知識と違っていたのは
- 日本の免許証がその場で返却される
- 「免許証できたよ」という手紙は送られてこない(しかるべき時期に受け取りに行き、日本の免許証と交換する。日本の免許証はベルリンの大使館に送られたあと、ハンブルクの領事館経由で返却されるものと思われる)
- ドイツに来てから半年経たないと受け取れない
といったところ。
国際免許証orドイツ語訳で6ヶ月間運転「できる」のだと思っていたのに、「しなければならない」と言われた。まだドイツに来て2ヶ月が過ぎたところなのであと4ヶ月待たないといけない。2ヶ月くらい経ったらダメもとで行ってみようかなと思う。国際免許証って、規格もへったくれもないただの紙っぺらなので、なくしたりしそうでできれば長く使いたくない。
ちなみに担当のお姉さんは役所の人とは思えないくらい感じが良かった。
4. 交通局に出向いて受け取り(まだ)
これはまだ。上述の通りドイツに来た日から6ヶ月経ったら再び交通局に行って、日本の免許証と引き換えにドイツの免許証を受け取る。
受け取り時にも予約が必要なのか、確認するのを忘れたことにたった今気がついた。
なにか特別なことが起きたら加筆します。
無事に受け取りました (2017.4.19 加筆)
一ヶ月ほど前、交通局に行って無事に運転免許証を受け取ってきた。
- 申請・支払い時に受け取ったレシートが必要
- 日本の運転免許証が必要(回収される)
- 予約は必要なかった(事前予約すれば午後の時間が選べる。予約なしだと午前中のみの対応)
という感じでした。受け取りに来た旨を伝えてから実際に受け取るまで10分くらい。
あまり関係ないけど、Welcome Centerにしても交通局にしても、意外なほど親切でフレンドリー。仏頂面で仕事が遅い/雑という勝手なイメージはなんだったのか…
あと、「英語で話せる?」って聞くと彼らはだいたい「うーん多少はできる」とか言うのだけど、だいたい普通に話せている。